「私を構成するn枚」の9枚目
「私を構成するn枚」と題して、自分が影響を受けたアーティストのアルバムを紹介します。
ついに、イヴァン・リンスを紹介する時が来ました。彼の場合、どのアルバムというよりは、彼の作る曲がとにかく素晴らしすぎるのです。 同じブラジルのミュージシャンには、アントニオ・カルロス・ジョビンやジョアン・ジルベルトなど、ボサノバの巨匠がいますが、彼らの音楽とはまた違ったブラジルの音楽がありました。
一番最初の出会いは、1981年にクインシー・ジョーンズがリリースしたアルバム「愛のコリーダ」に収録されていた「Velas」という曲。イヴァン・リンスが屈指のメロディ・メイカーであることがわかる一曲だといえます。
泣きのメロディでありながら都会的な洗練された味わい、そしてちょっと不思議だけど透明感のあるハーモニー、聴いた瞬間に「何コレ!!??」ってなったことを思い出します。
クインシーがイヴァン・リンスの曲を気に入って収録することになったという話にも納得。それほど素晴らしい曲なのですが、アルバムの中では唯一のインスト曲ということもあり、ちょっと浮いていたかもしれません。 まあ、私は完全にこの浮いた方にはまったわけですが・・・。
さらに、NHK-FMのクロスオーバーイレブンで聞いた「Depois Dos Temporais」で完全にやられました。 この曲、本当にいつ聴いても鳥肌が立つ傑作だと思っています。
その後、パティ・オースティンのアルバムに収録された「The Island」など、単発でその作品に触れることはあったのですが、フルアルバムでオリジナルを聴きたいという欲求は高まっていきます。
Ivan Lins|Juntos
そんな中で発売されたのが「Juntos」。さまざまなゲストと共演して既発曲を再アレンジした作品でしたが、一枚まるごとイヴァン・リンスの作品に浸ることができました。

今では、イヴァン・リンスのアルバムは、amazonなどで普通に手に入りますが、当時はブラジルで発売されたベスト盤のCDを苦労して探し出したりして聴いていたことを懐かしく思い出します。
もともと祖父の影響でラテン音楽は好きだったのですが、さらにブラジル音楽にはまっていくきっかけになったアーティストです。
Ivan Lins|Juntos (1984)
- Abre Alas (with MPB4)
- Bilhete (with Nana Caymmi)
- Somos Todos Iguais Nesta Noite (with Djavan)
- Formigueiro (with Tim Maia)
- Novo Tempo (with Elba Ramalho)
- Comecar De Novo (with Veronica Sabino)
- Juntos (with George Benson)
- Dinorah, Dinorah (with Erasmo Carlos)
- Bandeira Do Divino (with Simone)
- Daquilo Que Eu Sei / Believe What I Say (with Patti Austin)
- Saindo De Mim (with Paulinho Da Viola)
- Desesperar, Jamais (with Beth Carvalho)
- Qualquer Dia (Vinheta) (with Elis Regina)